送出機関とは?
送出機関はその名の通り送出し国現地で技能実習生の候補者を募集し、日本へ送り出す機関です。
送出し機関は何をするの?
- 実習候補生の募集・選考
- 送出し前の日本語・基礎的な教育
- 監理団体との連携
技能実習生として日本(ここでは日本向けとして記載します)で技術を習得したいという現地の若者を募集・選考します。
実際に日本へ向けての実習生の送出しを行う前に、候補生へ日本語レベルや基礎的な知識が一定水準に達するまで現地でトレーニングを実施します。
受入企業との面接のセッティングを初め、入国に必要な書類の作成等を日本の監理団体と連携して行います。
送出機関はどこの国にあるの?
現在外国人技能実習機構が表記している外国政府認定送出機関は下記の12か国に存在します。
〇 ベトナム
〇 カンボジア
〇 フィリピン
〇 インド
〇 ミャンマー
〇 ラオス
〇 バングラデシュ
〇 モンゴル
〇 スリランカ
〇 ブータン
〇 ウズベキスタン
平成30年11月より新制度が適応され、送出機関は現地の政府及び公共機関に認定されている送出機関以外からの受入れは出来ないよう規制が強化されました。
上記で記載の通り、新制度による規制強化で悪質な送出機関からの受入れは減っておりますが、送出機関によって入国前事前講習のカリキュラムなどが異なり、残念ながら日本語教育のレベルも機関によってピンキリというのが現実です。
ですので監理団体の選定同様に送出機関の選定も重要な選択肢となります。
◇送出機関の選定ポイント